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クィアパノラマ
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クィアパノラマの作品紹介

クィアパノラマのあらすじ

関係を持った相手になりすまし、出会いを重ねていくゲイの青年。誰かになりきることでしか自分自身を表現できない彼は、次第に現実感を失っていく─。硬質なモノクロの映像で都市に生きる若者の姿を切り取っていく。

クィアパノラマの監督

ジュン・リー

原題
眾生相/Queerpanorama
製作年
2025年
製作国
香港アメリカ
上映時間
88分
ジャンル
ドラマ

『クィアパノラマ』に投稿された感想・評価

Rin
-
第21回大阪アジアン映画祭特別注視部門。毎日別の人と一夜の関係を持ってゆく香港のゲイの学生のセックスライフを綴る。全編ピロートークの『コーヒー&シガレッツ』みたい。面白い。直前に観た田中未来監督の2本(『エミレット』と『ジンジャー・ボーイ』)から続いて、関係性における役割の獲得と返上を描き出す作品だった。セックス自体が特定の両者の間だけで約束された役割ではないことの救いってあると思う。もうそれは主義や思想の話だから、普遍的な正義だとは言わないけど。
マッチングアプリを使って、その日限りの相手を探し続ける青年。セックスの合間には相手と束の間の会話をする。時には穏やかに、時には緊張感を持って。

青年は、相手と会う時、前の相手の職業や言葉を借りる。他人の人生を借りて、次から次へと人を渡り歩く…



大阪アジアン映画祭で鑑賞。

何か大きな喪失感を持った青年が、他人のアイデンティティを借りて一夜限りの相手を探し続ける物語。相手は国籍も年齢も職業も階級もバラバラ。彼らの会話から、現在の香港が置かれている立場や、人種間に横たわるある種の偏見、個人の価値観の違いが浮かび上がってくる。

主人公の青年はセックス依存症のように見えるが、かといって自堕落でもなく、料理はしないが掃除と洗濯はきちんとしている。恋人が居ると(恐らく)嘯くのは、相手に粘着させないためのガードだろうか。

セックスと会話と風景が変わる変わる流れるだけで、大きな事件的なものはちょっとぐらいで、淡々とした文学作品という感じ。



上映後に行われたジュン・リー監督のQ and A。

最初からモノクロで撮ることを想定しており、実際撮影中のモニターもモノクロのものを見ていた。

ゲイを描いた商業的な作品は数あれど、ゲイの生活をきちんと描いた作品はあまりなかったので、それを作りたかった。

主人公が相手のアイデンティティを借りるのは、役者が他人を観察して他人の人生の一部を演じるという行為のカリカチュアであり、新たに彼らを生活を見つめ直す…的なことを言っていたと思う。うろ覚えだけど。
バクテリアの研究員と、tiny dot
普通の生活とは。

『調子はどう?』に対して、求められているもの

煙草に生かされる

名前も人生も借り物。
高揚感も、喪失感も、誰かの借り物?

"ゲイ"と、大きくひとまとめにしてみても、それぞれ、性癖がちがう。バクテリアやノーマルな人間と同じ。