精神科医のマキシは、自著「部族の教育」の出版に喜びを感じていたが、実際には銀行ローンの返済もままならないほど経済的に追い詰められていた。そんな折、かつて孤児院で共に育った仲間エクトールから、父親代わりだった院長アルドの死を知らされる。さらに、アルドには遺産があるという話を聞いたマキシは、相続を期待して25年ぶりに故郷へと向かった。孤児院に到着した彼は、エクトールや旧友フアンマらに温かく迎えられ、再会の喜びに浸る。そして案内された2階の部屋で、マキシは驚くべき光景を目にする。そこには、いまだ埋葬されていないアルドの遺体があり…。
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