【実際の製作費の額は知りませんが、相当な金がかかっていると思いました。】🤑
冒頭で「独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋はそっくりだけど別人だ」みたいな説明がありましたけど、
あの山崎賢人さんの実写映画よろしく、「じゃあ、彼を影武者として雇えばいいんじゃねぇの❓」って一瞬考えてしまいました。😅
今作の舞台は1918年。
第一次世界大戦の戦場から物語は始まります。
今年2020年に『1917/命をかけた伝令』と『彼らは生きていた』を観ていた自分は”塹壕”が画面に映っただけでテンションあがりました。⤴️
それに冒頭のバカでかい大砲台なんて、
本物じゃなくてセットでしょうから実際には製作費はそんなにかかっていないのかもしれませんけど、「それにしてもあんなもん、よく作れたな」って驚きがありました。😲
あと、飛行機のシーンも本当に逆さ吊りで撮ったらしいですから、結構な手間がかかってます。🛬🔃
ハリウッド版『ザ・リング』の風呂の水と同じ撮り方ですけど、(今作より先に撮った人がいなければ、)大した発明だと思います。🚰
それからエキストラの多さも含めて、今まで自分が観てきたチャップリン映画の中でも一番金がかかっている作品に見えました。🤑
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【何て言うてるのかさっぱり分からんけど、それ以上に字幕が気になりました。】
『英国王のスピーチ』でも、吃音の主人公がヒットラーの演説を見て、「何を喋っているか分からないけど、演説がうまいな。😧」って言葉を口にするのを思い出しました。🇬🇧
“ジョン・レノンとヒットラーは声のトーンが同じ“みたいな話を聞いたことがあるんですが、もしそれが本当なら声の力って恐ろしいですね…。
😨
今作でもチャップリンがヒットラーみたいな演説をするシーンが有名ですけど、おそらく話している台詞に意味なんて無いのでしょう。😅
すごい力説をしていて大観衆が湧いていることが伝われば十分なんでしょうから、何を喋っているかは気になりませんでした。🎙
そんなことより、
今回はAmazon prime videoで観たんですが、
実際の言葉より字幕が数秒遅く出てくることが散見されたので、気になってしょうがなかったです。⏰
そこはAmazon prime videoさんに改善を求めます。🙇🏻♂️
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【"ベタな笑い”を丁寧にやってくれます。】🤣
今回はチャップリン映画のなかでも笑いのシーンが多い方の作品だと思いました。
ハンガリー舞曲のメロディに乗せて髭剃りするシーンがなかなかヒヤヒヤするような🪒🎶😱
ああいうシーンは、チャップリン映画でしか観られないので自分にはむしろ”斬新な笑い”の演出に見えるんですが、
基本的には全編通して”ベタな笑い”がすごく多いです。🤣
・フライパン🍳でガーンと頭を叩くとか、
・プリンの中にコインを入れたロシアン・ルーレットとか、🍮
・お辞儀のタイミングが一緒で頭をぶつけるとか、🤦🏻♂️
・クリームとマスタードを間違えるとか、🥵
ベタな笑いをちゃんと丁寧にやってくれてます。
そもそも、今作の話は“そっくりさんが入れ替わる話“👯♀️ですから、それ自体が2020年の今となってはすごくベタな話だと思います。
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【自分はどちらかと言えばハッピーエンドだと思いました。】♨️
笑えるシーンも多いんですけど、やっぱりラストは泣けてきます。😢
今作はラストシーンがチャップリンじゃなくて、ぶどう園のハンナ(演:ポーレット・ゴダード)が空を見上げて涙を流す表情で幕を閉じるのも渋いです。
「ラストのあの後に入れ替わった2人ともそれぞれどうなったのか❓」も気にはなるんですが、
どちらかと言えば、今作はハッピーエンドだと思いました。😢😄
やっぱりチャップリンの映画は、見終わった後に「あぁ、いい映画を観たなぁ♨️」って満足感&多幸感があります。
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【反ナチス映画が今作より先にあったのかは知りませんが、これ以降の反ナチス映画は絶対に今作を意識して作られたと思います。】
ロベルト・ベニーニ監督・主演の『ライフ・イズ・ビューティフル』も絶対に今作から影響を受けていると思います。🇮🇹
タランティーノ監督作品は自分は少し苦手なんですが、『イングロリアス・バスターズ』も考えようによってはタランティーノ監督なりの反戦映画だったのかもしれませんし。😅
それから、いずれ『ジョジョ・ラビット』を観るつもりですけど、あれもかなり評判が高いですから、期待しています。🐰