トランスレーター チェルノブイリの子供たちを配信している動画配信サービス

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トランスレーター チェルノブイリの子供たち

トランスレーター チェルノブイリの子供たちが配信されているサービス一覧

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トランスレーター チェルノブイリの子供たちが配信されているサービス詳細

Prime Video

トランスレーター チェルノブイリの子供たち

Prime Videoで、『トランスレーター チェルノブイリの子供たちはレンタル配信中です。

配信状況無料期間と料金
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トランスレーター チェルノブイリの子供たちの作品紹介

トランスレーター チェルノブイリの子供たちのあらすじ

チェルノブイリ原発事故の後、ハバナ大学ロシア文学教授のマリンは、治療のためにソ連から送られてきた子供たちとキューバの医療スタッフとの間の通訳を任される。抽象的な文学の世界から現実的な医療の世界に放り込まれた彼は葛藤するが、ある子供との対話を通じて子供たちとつながりを感じ、新たな使命をもって通訳に臨んでいく。おりしもベルリンの壁が崩壊し、キューバは未曾有の経済危機に直面する。だが、チェルノブイリの子供たちに深く関わるようになったマリンは自己の家族を顧みず、二人目の子を身籠もる妻イソナをひどく傷つけてしまう…実話に基づくヒューマンドラマ。

トランスレーター チェルノブイリの子供たちの監督

ロドリゴ・バリウソ

セバスティアン・バリウソ

原題
Un Traductor/ A Translator
製作年
2018年
製作国
キューバカナダ
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ

『トランスレーター チェルノブイリの子供たち』に投稿された感想・評価

4.0
ハバナ大学ロシア文学教授の主人公が、ある日突然病院で通訳をするよう国から命じられ、行ってみると小児病棟で抗がん剤治療に耐えながら闘病するチェルノブイリ原発事故被害者の子どもたちとその家族に出会い…というストーリー。

社会主義国の時代情勢が、出会う子どもたちの病状の進行と共に悪化していく展開がとてもヘビー。
ベルリンの壁崩壊→経済危機→ガソリンがなくなる→食料配給が滞る…という社会科の授業で習った世界を主人公が生きている。
妊娠中の妻が栄養不足になる程の社会情勢なのに、ソ連の人々は渡航費も滞在費も医療費も、全て無料。
そういう社会主義国みのある国家予算の使われ方に観ている私はうんざりするのだけど、被爆した子どもたちの闘病生活はとにかく苛烈で、主人公は国家への不満を話すことがない。
そこに社会主義国の、国民の声すら統制する圧力を感じた。

通訳者って言葉を媒介するけどそこに自我がのらないから、主人公のストレスはかなり大きくどんどん抑うつ状態になっていく。その描写が観ていて痛々しかった。
でもそうなって当たり前だし、人間として当然の心理的反応だよなとも思う。

財政難で子どもにお絵かき用の紙すら用意できない様は、教科書には出てこなかった。
こういう生々しい暮らしの様子が全て大人による子どもへの皺寄せに見えて悲しかった。
原発も冷戦も、子どもには関係がない。