フィンランド映画祭にて。

以前同映画祭で見た「シーヒャ 反抗的な妖精」脚本をつとめたイェンニ・トイヴォニエミの監督作。
大臣の補佐官の仕事をなんとか必死にこなす娘シーリと疎遠にしていた父ペトリの物語。コメディ寄り。

リーリのキャラクターがまるでブリジット・ジョーンズを思い出す飾らなすぎて見ていてちょっと笑ってしまいそうなキャラクターだった。
その娘と不器用かつ楽観的すぎる父の様子はまるで「トニ・エルドマン」だった。

娘となんとか良い親子になりたい思いが空回りするウザい父とそんな父に振り回されそうな娘は仕事をこなすことで頭がいっぱいの様子で余裕がない。
そんな二人が時にぶつかりあいながらもポジティブな余韻を残す映画だった。

思い立ってなんの情報も入れずにフィンランド映画祭へ。
文化を全然知らない国だから、どうかなー？って思ってたら
すごくエンタメ力高いコメディ×ヒューマンドラマ、強めの芝居で驚き＆面白かった。

「元気そうでよかった」ってセリフの扱い方がすごくすきだった。
他人にそう言われると顕在化される小さなトゲトゲたち。

あといつだって馬は最高でうつくしい。

仕事に弱気な娘と車中生活をしている楽観的な父親の話し。

携帯プランの男とか、パックしながらスナック食べてる場面とか、色々場面場面はおもしろかったけど、私には微妙だった。、