いつか見よういつか見ようと後回しにしてましたが、良いきっかけがあったので鑑賞。
パッケージビジュアルとは反して家族の絆が作品の主となっていてビックリ。
序盤のアーチェリーの大会に出てる娘を応援する父と妹と祖父のやりとり好きでした。ビールをストローで飲ますな!笑
その家族の微笑ましい日常から絶望へと切り替わる場面展開、まるで背後からいきなり首を絞められるかのような恐怖感を感じる。
日常の幸せは必ずしもずっと続く訳ではなく、いつ何が起きてもおかしくない状況下で生きているんだと痛感。
そこからヒーロー物のように個性溢れる家族が、愛する娘を救う為に試行錯誤して怪物をやっつける。
この家族の性格や個性がそれぞれスポットとなる箇所が作られており、ヒーロー物好きにも楽しめるシーンもありました。
更には政治風刺も色濃くではないが王道な感じで組み込まれている。
多少の散らばり感はあるものの、一人一人強い存在感があるのでまとまりのある作品に仕上がったように思える。
海にいる怪物にゴミやモノを投げるシーンだけはうーん。。 リアルに演出する為だから仕方ないかあー。