ポンジュノ監督3作目。
韓国社会に対する皮肉がてんこ盛りで、まだパラサイトを見てないんだけど、ポンジュノ監督の映画制作において大切にしてるのは、社会問題と向き合うことなんだな、ということがひしひしと伝わる。それから、社会問題を訴えつつも必ず笑える演出あるのがいいよねえ、しかもシュールなやつね。
オクジャ同様に得体のしれないクリエイチャーと無垢な少女がセットなのは、ポンジュノ監督らしい演出、と言えてしまう。
以下、韓国社会に対する皮肉と取れる点
-アメリカに歯向かえない韓国。(日本も同様)
-科学の追求、人間主義的な思想からの人間の愚業によるモンスターを生み出してしまう。
-ケシカス同然な生き様であっても年上の敬意を押し付ける儒教的教育。(年功序列な体制において日本も同様)