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グエムル -漢江の怪物-のpriskyのレビュー・感想・評価

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)
3.8
ポン・ジュノならではの社会問題を大胆に捉えた風刺映画。とてもスリリングな内容だった。

叫びそうになって口を押さえること数度、うち何回かは押さえたまま叫んでしまっていた。まぁでもモンスター自体はチャーミングで、それほど気味悪くもなかった気もする。

エンディングは、いろんな解釈のしかたが可能だけど、わたしは、生き残ったのは家族のなかで親父と少年だけだと思う。エージェントイエローなる毒ガス的なもので、あの場にいたひとたちは死んでしまったのだと思う。せっかく再会できたのに、せっかくモンスターから奪い返したのに、人間による無差別かつ無茶な攻撃により、死んでしまったのだろう。理由は分からないけど、おそらく親父と少年は怪物に濃厚接触したため、毒ガス的なものへの耐性があったのだと予測。

てか、モンスターが一体なわけがない。
続編を待つ。
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