このレビューはネタバレを含みます
監督・脚本 オリバー・ストーン
出演 チャーリー・シーン
ウィレム・デフォー
ベトナム戦争を描いた誰しもが知る名作。
従軍経験のあるオリバーストーンが言うならそんな事もあったのだろうなと思う。
ショッキングなのは米兵がベトナムの村を襲い、焼く場面。仲間が直前に殺されたからといってもやり過ぎ。米兵に連れられるベトナムの子供たちを背景に丁寧に植えられた田園が悲しい。
地獄の黙示録で民間人の船を皆殺しにしたのも恐ろしかったけどそれに匹敵する。
他の戦争映画と異なるのは主人公が初めから戦意が弱く、戦地を嫌がっていること。
ってか主人公エリアスの方かもしれんわ。エリアスだけは良いやつだったわ。
プラトーンのポーズもエリアスだったのかと知る。
派手な攻撃や敵からの襲撃から始まることもなく、主人公を乗せた軍用機がベトナム
に着陸するところでタイトルが浮かび上がる。
○セリフ
底辺の地方出身者が一兵卒の多くを占める。彼らこそ真のアメリカ人だ。
2022.42