このレビューはネタバレを含みます
ベトナム戦争の惨状を描いている。監督自身の体験が元らしい。
過酷な環境で、先も見えなくて、いつ誰から(味方含め)殺されるかわからない絶望感というか、はなからの諦めがある。ジャングルの湿度がこちらまで伝わってくる映像。
映画としては王道にストーリー進めた感ある。
バーンズvsエリアス
エリアスは良心ある上司だったが、バーンズに騙されて撃たれる。
その後のエリアスの最後かっこいい。1人で闘えるまで闘って天を仰いで散って行くシーンはジャケットにもなってる。主人公じゃなかったのなあのジャケ写
血まみれになって銃持つテイラー見てまだ闘うのか!かっけえって思ったけど、バーンズのとどめなのね、、
バーンズもクソな描かれ方したけど、ルールなんて実質一つもない戦争の中で国を勝たせるためにはああいう人がいないとまとまらないと感じた。部下の帰国を3日早めて良いか?に無理だって返答した時にバーンズなりの地獄が垣間見えた気がする。
主要3人以外は誰が誰だか整理できないまま見てた笑 ジョニーデップいたの?!
本作の8年前にも同じベトナム戦争を描いた「ディアハンター」が作品賞獲ってて、本作も同じテーマで受賞している。それくらい傷の癒えないテーマなのだろう。
→両者の比較している人いて、めっちゃ同感したのは、「ディアハンター」は前半部とか人々が輝いているシーンもあるけど、本作はほぼなく、米兵の醜態が描かれている。「ディアハンター」は戦争そのものの傷に焦点当てていて、本作はベトナム戦争に対してより批判的な意味合いを持った面での受賞なのかな。
ラスト、ヘリから人が粒のように死に倒れているシーン見て心底この時代に生まれてよかったと思った。
「あれは自分との闘いだった。」
「good bye mother fuckers!」🧑🏿🦱🚁
platoon…小隊