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The Chronology of Water(原題)
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『The Chronology of Water(原題)』に投稿された感想・評価

It's all a series of fragments, repetitions, pattern formations.

クリステンスチュワートの長編監督初作品

細分化された記憶を繋ぎ合わせたような映像
このような映像は何度か見たことがあるし、このように断片的にシーンを繋いでいく構成も何度か見たことがある。
しかし、この映画には乱暴な記憶の主観性を感じる。

父親からの虐待の記憶はあまりにも深くトラウマとして刻まれていて、父親像を決定づけるような記憶である。そのトラウマは呪いのように、成長した後も付き纏ってくる。呪縛から解放されるように、父親から離れた後の人生は敷かれたレールからはみ出てばかり。
小さい頃に刻まれた父親像は、書き換えられることはなく、逆に収束してより輪郭がはっきりとしていく。
しかし、それは100%に近い主観であり、記憶という客観性の入り得ない空間である。その主観という乱暴さに気付かされたとき、ようやく別の面からその記憶を見返すことができる。

そのようなレイヤーが幾重にも重なっていく。その中心にいるのは家族であるが、外側を包み込むのは水である。あまり水に沈み込む客観を排除する場面は多くないが、それ以外の水の作用がこの映画を形作っていく。

水が穢れを流す。
水が渇きを潤す。
水が呼吸を妨げ、
水が脳を洗う。

記憶の乱暴さは、映画の中で何度も違った距離から見えてくる。
急にこれは自分の記憶か?と他人事になったり、急になんで今この記憶が何年振りに思い起こされたのかと怖くなったりする。
その距離が、時間と共にコントラストを保ったまま進んでいく素晴らしい映画。
マジで何を言ってるのか分からなかった(x_x)