このレビューはネタバレを含みます
見る前は勝手にとっつきにくい内容なんやろな〜〜って思ってたけど意外や意外、バチバチにキマリまくったシーンの連続でガッツリ楽しんでしまった。
音がとにかくデカい!例の爆音演奏シーンとか腹にズシンとくる音圧が最高!
あの変な美術もいいなー。荒廃した場で奏でられる狂騒がたまらん。
嘘くさいほど華麗な35ミリ撮影で欺瞞を描く前半と荒々しい16ミリ撮影で真実を炙り出す後半。
バイクの疾走と杖つき喘ぐように走る痛ましい姿。
こういった対比というか変化というかが突き刺さってくる。
赤い河のシーンの初期のCGな感じが悪夢度増しててイイね〜。
一番好きな瞬間は杖で演奏集団のボスぶん殴るとこ。あれ爆笑した。