夢の中に現れる黒髪の女性と出会い、昔別れた姉であると語る彼女に振り回されるボンボン新進気鋭作家の話。
〈メモ〉
・「この世の箍が外れた。何の悪意かそれを直す役目に生まれるとは」
・服脱いでる途中、…
メルヴィルの『ピエール』が原作という事もあり、それまでのカラックス作品とは異なる作風
序盤は綺麗な豪邸を舞台にクラシック音楽が流れ始めて驚いたが、破滅に向かうにつれてカラックスらしさが強くなり楽しむ…
生命力のカケラも感じられないカテリーナ・ゴルベワが凄く美しい。人間が削ぎ落とせる全てを無くした様な雰囲気。特に顔立ちがドニっぽいな…と思ったらやっぱり出演していた。登場人物達は何に対してそんなに苦し…
>>続きを読む公開当時、金沢で鑑賞したが、アレックス三部作の熱にうなされていた自分では前半部から疑問が多すぎて全く理解できず、困惑した記憶が残っております。本日再見に至りようやく一部を理解できたのでメモとして残し…
>>続きを読む初っ端の「この世の箍が外れた。何の悪意か、それを直す役目に生まれるとは」という台詞は最初何のことか分からなかったけど、見終わるとこの映画でのピエールの立ち回りを言い表しているように聞こえるフレーズで…
>>続きを読む陰鬱で救いようがなくて重々しくてつらかった。。でもこれこそカラックスなんだな。カルト的なファンが多いのもわかる。
窓に向かって書き物をするバックショット、光が美しかった。
あとあのバンドみたいなやつ…
仮面作家のピエールとその母マリー。婚約相手も決まり順風満帆だが、姉と名乗るイザベルがピエールの前に現れ彼は困惑する。
ドラマの設定としてはもちろん彼女に秘密があるのだろうが、そこを突き詰める映画で…
レオスカラックスの長編ではレンタル無し且つ配信無しでDVDプレミア価格という視聴機会が大変限られている作品です。(はよblu-ray出せ)
原作は白鯨でお馴染みのメルヴィルの「ピエール」
この半年…