たろさ

スピード2のたろさのレビュー・感想・評価

スピード2(1997年製作の映画)
2.0
アニー(サンドラ・ブロック)は前作のジャック(キアヌ・リーブス)と別れてアレックス(ジェイソン・パトリック)と付き合う。アニーとアレックスは豪華客船に乗り込む。腹に一物あるガイガー(ウィレム・デフォー)も船に乗り込む。
前作はバス、今作は豪華客船。


『映画のタイトルは「スピード」だけど、スピード感がなくなってしまった』と百万回は言われている作品。スピード感はなくなったけど代わりに重量感が増えたとは思う。
色々なピンチが起きるけど、どのパートも独立していてチグハグで1本のストーリーにまとまりきれなかった印象。どこかのパートを削っても映画は成立してしまう印象が強い。
爆発シーン、破壊シーンはいいけど、アクションシーンは銃撃戦、対人格闘が少なく地味で印象が薄い。
狂気の悪役ガイガーを演じたウィレム・デフォーはよかった。ただ脚本が悪いせいか行き当たりばったりな行動が目立つ。
前作の主人公、キアヌ・リーブスが降板したので代役はジェイソン・パトリック。ヒロインのサンドラ・ブロック、悪役のウィレム・デフォーと比べるとどうしても役不足感は否めない。

【名セリフ】
"Relationships based on extreme circumstances never work out."
「異常な状況下で結ばれた男女は長続きしない」
たろさ

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