たろさ

ザ・フラッシュのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

フラッシュ/バリー・アレン(エズラ・ミラー)は過去に殺された母ノラ・アレン(マリベル・ベルドゥ)を救う為、過去改変を行おうとするが…。


マーベル映画や「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 」とマルチバースが流行っているので、「DCEUもそれに乗っかってみるか」といった感じで作られたのかもしれない。
バリー・アレンが二人いるのも楽しかったし、マイケル・キートンのバットマンが久しぶりに見られたのもよかった。年齢をだいぶ重ねたけどかっこいい。マイケル・キートンは2024年のアカデミー賞で、アーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デビートにバットマンネタでいじられていたけど余裕の表情で返していたのもよかった。クリストファー・リーブのスーパーマンとヘレン・スレイターのスーパーガールは予想できたけどニコラス・ケイジのスーパーマンは予想できなかった。そしてなんといっても最後のジョージ・クルーニーのブルース・ウェイン。彼の登場時には思わず声が出てしまった。黒歴史なのに出てきてくれたジョージ・クルーニーに感謝。

最後にバリーが母に別れを告げるシーンがよかった。
「悪役を倒して終わり」という単純なエンディングにしなかったのもよかった。

フラッシュのスーパーパワーが使えたり使えなかったりが、話の展開によって左右されすぎ。もう一人のバリーが足に銃弾を喰らって動けなかったのに、その後大した治療もせずに普通に走れているのは気になる。
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