花椒

原爆の子の花椒のレビュー・感想・評価

原爆の子(1952年製作の映画)
4.0
終戦から7年たった広島太田川の三角洲。森永の看板の店はこの世界の片隅にの冒頭で海苔を届けにきた幼いすずさんが舟を下ろしてもらった場所のような気がする。そしてその近くにピカドンと書かれた看板?のある店?を見たがあれは一体なんだったのか?

その一方で三角洲に平和記念資料館の建設の内装工事にに母親たちがパート仕事に繰り出される

奈良岡朋子の若い頃を初めて拝見した。

乙羽信子の先生役。親切心であっても独りよがりはいけん。と2020年にこの作品を見た私は思うのだが、原爆が落ちて、同じように身内をなくした者同士、まだ被爆や戦争の傷を負っている者同士なら通じあい、受け入れられるものだったのだろうか?

こういう作品見ると、乙羽信子が「おしん」の晩年役を演じたのは説得力あるよな。当時は学生だった自分にはそんな視点は持ち合わせているわけがない
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