haru

プレシャスのharuのネタバレレビュー・内容・結末

プレシャス(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

悲惨すぎる環境で懸命に生きようとするプレシャスの話。

もう不幸という不幸がこれでもかと彼女に降り注いでいくので、かなり精神的にきます。(しかも彼女は何も悪くない)私だったら確実に死んでるところですが、プレシャスは健気に頑張り続けるんです。涙が止まりません。
最後はどーせ成功するんだろ、所詮過酷な運命に立ち向かった少女のサクセスストーリー☆ってキレイにまとまるんだろーなって侮ってたら(観始めたらむしろそうなってほしかった)、そうでもないという…環境って怖いですね。子供は親も育つ環境も選べないけど、プレシャスみたいな状況は脱するのが本当に大変だと思う。彼女の願いは私たちが当たり前にしていること。
今の生活は幸運なことであると認識せねば。
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