haru

マダム・イン・ニューヨークのharuのレビュー・感想・評価

3.5
必要なのは、尊重されること。

インドに住むシャシは、料理上手で優しいママ。ある日アメリカに住む姪の結婚式に出席するため、単身渡米する。家族から離れて一人自由を満喫しようとしたら、英語が話せないために全然楽しくない。ということで結婚式までの1ヶ月間、シャシは英会話スクールに通うことにしたが…

評価がめっちゃ高いので見てみましたが、とにかくシャシがとんでもねぇ美人ー!!!!!360度どこから見ても美人ー!!!!!こんなママ(妻)自慢しまくる以外に何かある?って感じなのに、英語ができないシャシは家族からバカにされている。本来コイツらに食わすメシはねぇ!と黙らせてやれば良いのに、お国柄なのかシャシの人間性なのか、一切怒らず一人でこっそり傷つくシャシ。インドの女性は奥ゆかしすぎるよ…!キレよう!さぁブチギレよう!
さてアメリカに行ったシャシは、久しぶりに家族から離れて羽を伸ばせる…かと思いきや、英語が話せないことでカフェでも嫌な目に遭う。そろそろインドで溜めまくったストレスを爆発させよう!ということでヒンディー語でキレてやれば良いのに、やっぱりシャシはどこまでも優しい…!そんな彼女にさすがにカフェはハードル高くないか?私は日本のスタバでさえ、日本語話せたってスムーズに注文できないんだから。
結局その後もシャシは嫌な思いをし続けますが(娘埋めたろか)、最後までブチキレることはなく、私のストレスが溜まりまくったところで、ラスト!やっとスカッとできて良かったです。シャシ大人だなぁ。
それにしても言葉だけではなく、文化の違いでいろいろ誤解が生じることもあるんだなと勉強になりました。だからこそ大事なことは、相手を尊重すること。身に覚えがありすぎて、めっちゃ反省しました。
haru

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