見ているのが辛い映画。誰が名付けたのか分からないがプレシャスという名前と現状の対比が見ていて悲しくなる。
ドキュメンタリーのようなカメラワークが混ざることによって現実との境がわからなくなる。
プレシャスが本当に逞しい。
彼女が良き教育者と学ぶ機会に恵まれて本当に良かった。
彼女と子供達が貧困を断ち切れましたようにと祈るしかない。
プレシャスのお母さんは、教育を受けて来ず、貧困に甘んじて生活している。そういった人はテレビを観るだけであり、AIDSについても間違った知識しか持たない、というのがよく表れていた。
また空耳かもしれないが、プレシャスのお母さんの怒り方と言うか怒鳴るセリフがラップのように聞こえ、黒人は普段の生活でリズムを取るのかしらと思ったりも。
ハーレムの雰囲気を少し知ることができた。
マライアキャリーには全く気付かなかった。薄化粧だと顔が違って見える。