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おとうと 4Kデジタル修復版
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おとうと 4Kデジタル修復版の作品紹介

おとうと 4Kデジタル修復版のあらすじ

げん(岸惠子)と碧郎(川口浩)は、時には本気で喧嘩もする仲の良い姉弟。しかし、家族に無関心なのに厳格な父(森雅之)と小言ばかりの神経質な継母(田中絹代)のせいで家庭の雰囲気は暗い。両親に嫌気がさして反発を繰り返す碧郎をかばうげんだったがー。

おとうと 4Kデジタル修復版の監督

市川崑

原題
製作年
1960年
製作国・地域
日本
上映時間
98分
ジャンル
ドラマ

『おとうと 4Kデジタル修復版』に投稿された感想・評価

4.0
初見の4Kじゃない方にレビューを書きました😆!!
大正が舞台にして、姉とその放蕩者の弟を中心に作家の父、リウマチの継母ら家族を描ける。原作は幸田文氏による同名小説。脚本は水木洋子氏。

いやはや、見事。銀残しを世界初に使用せる、宮川一夫氏による陰影のコントラストの強き映像は麗し。然れど何よりも、先日94歳の誕生日を迎えられた岸惠子氏の力強くも弱さの垣間見える一途な演技の素晴らしきと美貌たるや。その脇を固める田中絹代氏も特筆せずにはいられない。

弟が発病を発端にして皮肉にも、改心し継母との和解に伴いどこか纏まりの欠けたる家族が和を取り戻す。劇伴の騒がしき嫌いが多少、我ながら幕切れの劇伴は蛇足と思へるが尚も良き。田中絹代氏と岸田今日子氏の会話やアヒルの大群然りユーモア散見されり。芥川也寸志氏による劇伴も見事。劇場で観得たのは良き経験、感慨深き傑作。