春花とおく

ロッキーの春花とおくのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
4.4
所謂スポ根には冷めた目を向けがちな自分だが、それでも最後に熱くいないではいられない。半世紀以上も前の作品が現代でも冷めることなく熱々でいられるとは、本当に名作なのだと思い知らされる。

内容はシンプル。難しいことなど何一つない。ただ、まさに漢のシンデレラストーリー。何も結果というのは勝敗のことを言わない。

スポ根だけでなく、恋愛面でも熱々なストーリーとは思わなかった。一度目のインタビューでは制止されてしまったエイドリアンへの訴えも、試合後には誰にも止められることなく、エイドリアンに届く。その対比を思うと涙が出た。

そして音楽。小学校のマラソン朝礼の時、ロッキーのテーマが流れていた。マラソンは嫌でも、あれが流れる間はやる気になるの。本当にずるいレベル。色褪せない。
春花とおく

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