缶バッジ

ロッキーの缶バッジのネタバレレビュー・内容・結末

ロッキー(1976年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ロッキーもスター・ウォーズも公開から半世紀が経つというのに、オープニングテーマが流れた瞬間にいきなりワクワクMAX!まるでパブロフの犬。
このあと「ファイナル」まで5作、さらには「クリード」シリーズまで続くのも全てはココからで、まさに記念碑的な作品。

コッポラの妹さん、初めてこの映画を見た40年前には「エイドリアンぶっさいくやなぁ」とか思った記憶が。
あの頃はまだまだ小僧だったんだろう。
すっかりオトナになった今みるとそれなりに可愛いく見えるから不思議。
ガキの頃は魚を美味いと感じなかったのと同じで、成長とは許容範囲が広がることなんだな。
スケート場でのデートの場面もなかなか微笑ましかったね。
それにしても序盤でロッキーが話す、亀の餌の中にハエがどうしたとか蛾が何だとか、よく分からんかったな。ストーリーに全く関係ないから別にいいけど。

例のランニングシーンはスウェットの上下ばかりが印象深かったけど、コンバースのHiカットで走ってたのは意外だったな。あんま走る靴のイメージなかったけど、黒のコンバース欲しくなってきたぞ。

そんなこんなで感動の名作を何十年か振りに見直して知った驚愕の事実は、誰もが知る「エイドリアァァァーン!」「I Love You!!」のシーンのラストカットはロッキーの超ブサイク顔からのエンドロールだったということ。

それからひとつ、本作は吹替よりも断然字幕がおすすめ。吹替だと序盤の"あしたのジョー感"がすごいから。
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