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拝啓アシタ DEAR TOMORROW
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拝啓アシタ DEAR TOMORROWの作品紹介

拝啓アシタ DEAR TOMORROWのあらすじ

「ああ、今日も目が覚めてしまった」毎朝そうつぶやきながら目を開けるマサト。 「もう死ぬしかない」と日記に書きつけながら、誰にも打ち明けられずにいるショウコ。 “孤独”の問題は静かに、しかし確実に現代社会を蝕んでいる。日本人の約4割が孤独を感じ、社会的パンデミックとも呼ばれる。3700万人が暮らす東京首都圏でさえ、誰にも気づかれないまま孤独の淵に立つ人々がいる。本作は、そんな見えない危機に向き合う日本の今を、長年日本を見つめ続けるデンマーク人のシュローダー監督が、誰もが抱える人や社会と「つながりたい」という切実な願いを通して描いたドキュメンタリーである。 世界で2番目に孤独・孤立担当大臣を設置した日本。その最前線で、24時間365日対応の匿名チャット相談窓口を運営する「あなたのいばしょ」では、ボランティアたちが1日1,000件以上の「つらくてたまらない」「もう消えてしまいたい」といった悲痛な声に寄りそっている。そんなチャット相談窓口に支えられながら「家に待ってくれる存在がいれば、きっと寂しくない」とフクロウを飼い始めたマサトは、寺の住職へ胸の内を打ち明けてみる。同じくチャット相談に背中を押され、学生時代の友人と再会を果たした音楽好きなショウコは、長らく遠ざかっていたステージに再び立つことを夢見る。それぞれの痛みを抱えながら、それでも人とのつながりを求める二人は孤独の闇の先に光を見出せるのか──。

拝啓アシタ DEAR TOMORROWの監督

キャスパー・アストラップ・シュローダー

原題
Dear Tomorrow
公式サイト
https://unitedpeople.jp/dear/
製作年
2025年
製作国・地域
デンマーク、日本、スウェーデン
上映時間
82分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
ユナイテッドピープル

『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』に投稿された感想・評価

4.2
こういう方たちがなんならいっぱいいるっていうのを少しは思いを馳せながら生きていかないとなと思う。意外と極端な事例というよりも割と普通に見えても、ああ、なんか後ろでやばいことが起きてるなっていう不穏さがすごい。それじゃあまずいよって教えてあげられる人もほとんどいない。チャットサービスの限界も描く。そこまで十分に機能しているようにも描かない。様々な方向に問題提起している。海外の方が撮ると日本でもどうも洋画っぽく見えるのも不思議だ。
3.3
孤独と社会構造のドキュメンタリー

頭で理解できても、私の中にもまだ
孤独も孤立も個人のせいにしている部分がある。
例えば孤独なおじさんが多いのは、おじさんたちが偏屈なせいだとおもっているけど偏屈なおじさんを生み出す社会構造になっていること自体には考えは及ぶ。
だが、そこに寄り添える力はまだなさそうである。要精進。

あと私が曇ってるのかもしれないけど、「あなたの居場所」を皮肉ってるように見えたなぁ。結局慈善じゃ限界があって救いになるには足らないよ、みたいな。

EADF2026
Broadway cinematheque にて
3.0
2026-14

機内の映画一覧の中にあって少し気になったので。

正直、辛い。
中年以降の、"普通に生きてる"孤独な人たちに焦点を当てている。仕事はもちろんしてるし、自活しているが、とにかく孤独だ。
この映像がコロナ明けくらいの時、っていうのもあるがなかなか人と会えない時期。

外資系企業でトレーダーをしていたマサト氏。レイオフに合い、生活が立ち行かなくなる。生活保護課に行くも、現状の住まいの家賃が高すぎると言われ、引越ししなければならない。が現金がない。もはやお手上げ状態。
そんな中、お寺に足を踏み入れた。比較的若く、マサト氏とほぼ同世代と思しき住職が、訥々と語りかけるその言葉に救われる男性。自分のことを少し話すだけで涙が溢れてしまう現状、彼の精神状態がかなり心配だけど、お寺さんに通うことで、彼が少しでも前を向いていけるといいなと願ってやまない。
私も同じ状況なら、区役所よりもお寺さんや教会の方が話を聴いてくれそう、って思ってしまった。(実際お寺さんなら檀家になるように誘われたりするんだろうか)

そして別の女性ショウコ氏。
小さなバーで趣味の弾き語りライブを楽しみつつ、普段はショップ店員をしている。
「早く死にたいな」と歌詞にして歌ってしまう彼女に、旧友との再会という幸運が訪れる。そこから日常の小さな楽しみを見つけられる姿を見て、安心した。

孤独な人たちに寄り添うチャットサービスを立ち上げた若者が紹介されてたが、正直有用とはあまり思えなかった。人同士をマッチングしてくれるのかと思ったがそういうわけでもないのね。

社会的な問題ではあるものの、何かを強調するような描き方はしておらず、観ている私たちも決して他人事ではないと思わせられた。自立とは、頼る先を増やすことなのだと誰かが言った。まずは困った時に相談に乗れたり、話を聴いてあげれる人でありたいと思う。