みんと

必死の逃亡者のみんとのレビュー・感想・評価

必死の逃亡者(1955年製作の映画)
4.0
面白かった!
あまりにもMarkしてる人が少なくてびっくりだけど、、、

ハンフリー・ボガートと言えばあのキザなセリフが有名過ぎて、私の頭の中ではカッコ良い役どころのイメージ。今作では脱獄犯、しかも大してキレ者じゃなくどちらかと言うとグダグダ寄りなものだから更に驚き。
少々くたびれ気味なビジュアルと浅はかな思考がすっかりそれまでのイメージを覆してしまった。

ツッコミ入れようと思えば出来そうな場面も大いに有りなんだけど、意外にも入り込めたしハラハラもさせられた。人質家族(特に父親)のそれぞれのキャラが際立ってたからかなあ、、、

倒れた自転車も効いてるし、脚本自体も練られてた気がする。

サスペンスと言うよりも家族愛とか脱獄犯三人三様のキャラや関わり合いを楽しむ作品に思えた。
みんと

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