マッサージ屋2号店

男はつらいよ 純情篇のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)
3.0
長崎の五島から柴又に帰ってきた車寅次郎(渥美清)だが、自分の部屋をおいちゃん(森川信)が勝手に貸してしまった事を知り大喧嘩となる。
ところがその貸した相手がおばちゃん(三崎千恵子)と遠い親戚でしかも美人な明石夕子(若尾文子)分かり、家にとどまる事にした寅次郎。
夕子は既婚であるが旦那と上手くいかず柴又に来ていた・・・。

シリーズ第6作目。
序盤の長崎県では森繁久弥と若かりし宮本信子が登場。
駆け落ちして実家から出た宮本信子演じる絹代を寅さんは森繁久弥演じる父親が一人住む実家に連れて帰るエピソード。
若くして家を飛び出した娘に対する父親の厳しくあり、愛情深いシーンはなかなか良い。

その後はいつものように柴又での話だが、義弟の博がタコ社長のもとから独立云々の話が笑える。
寅さんのテキトーさが炸裂し、しかも逆ギレする様が爆笑モノでした(笑)
寅さんとタコ社長の絡みは毎度のことながら笑えます。

そして今作も妹のさくらの優しさが秀逸です。