菩薩

戦争のはらわたの菩薩のレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
4.6
おぉ、字幕が直ってる。以前観たやつは字幕が日本語として成立して無い酷いもんでした。せっかくの名作なので、レンタル版の酷い字幕で観るより、千円でDVD買って観ることをオススメします。

私の中で、戦場で上官にしたくない男、いや実生活においても上司にしたくない男ぶっち切りの1位がこの映画に出てくる、クソプロイセン貴族野郎のシュトランスキー大尉さんです。部下の命より何よりも、自らの面子の為に鉄十字勲章を獲得する事だけに野心を燃やし、部下の手柄を我が物としたり、自分はさっさと安全圏に避難しようしたり、あげく部下を裏切ったり。もう、クソ野郎全開120%でイライラMAXです。でも最後はスッキリしますんで大丈夫です。実際、こういう人っているもんですよね。会社で疲れたサラリーマンなんかが観たら結構スッキリするんじゃないでしょうか。

後、戦場で女性に会ってもアレをさせるなって事を教えてくれたいい映画です。
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