サム・ペキンパーは子供の頃「コンボイ」を観た記憶…でもほぼほぼこれが初鑑賞。
第二次大戦の独ソ戦でのドイツ軍の話…であるが、この作品は爆撃、爆破シーンがやたらある。
戦争の悲惨を、視覚的・感覚的にすり込ませる感覚。
当時にしてはド派手な演出だったのかと。
シュタイナー曹長の人柄がこの作品のポイントである。
独裁国出身であるのにも関わらず、シュタイナーは人情味に溢れる男なのである。
それゆえ多くのソルジャーに慕わられる。
彼の本当の敵は、ロシア軍なのか、自分の地位だけ守りたいシュランスキー大尉なのか、はたまた戦争そのものなのか…？
戦争なんてやはりない方がいい。
オープニングとエンディングの演出がよかった。
