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明日、君がいないのhokaのネタバレレビュー・内容・結末

明日、君がいない(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

学校は無規格なパーソナリティの集合体が同じ行動をする様強要される場所で、最大公約数が心地いいかそうで無いかで居心地は天と地の差だ。
マジョリティは居心地いいだろうし、マイノリティには地獄だろう。
危うい六人の中で、一番悩みのなさそうな人物が自殺するまでの過程を、各登場人物の視点で描いてゆく。

Kellyの孤独は彼女が抱えていた悩みを打ち明けられる相手がいなかったという事か、それとも彼女に悩みを打ち明ける相手がいなかったという事か?
意外性という意味ではよく出来ているが、彼女に内在していた自殺に至る程の悩みの正体がよくわからない。
そこがモヤモヤするが、この監督が若干19歳で撮ったというのが本当なら、素晴らしいと思う。
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