始まりから終わりまで切なさに襲われる映画。
雰囲気映画と言えばそうかもしれないけれど、必ずまた観たいと思う時が来る雰囲気があると思う。
父親殺しの話ですが全くサスペンスではないです。
17歳の殺人者の心情を丁寧に描いてる印象。それを表現するニノ、特にあの「やりきれない」って感じの暗い目がとても良かった!
全体的にキャストがみんなセリフ棒読みで最初はちょっと引っかかります。
けど、セリフ回しや照明が舞台演劇っぽい感じがあり、棒読みも含めて印象に残る空気感が作られていました。
そういえば蜷川監督だった。