たまたまBSであることを知り、母がまだ娘の頃にこういうモノクロの洋画を観るのが好きだったと聞かされたなと思い、観てみることにした。その母は今は認知症だしほぼ寝たきりになったし、もうこの作品の事を話し合うこともできない。
この作品の中では夫婦、親子、仕事仲間などの関係が描かれている。年齢的にはまさに今の私と同じかな。なかなか簡単ではない関係。大切故に拗れてしまう。 印象的なセリフは話しをしないといけないみたいなもの。 そうだと思う。話さないでいるとわたがまりが固まって恨みになる。分かるなぁ…。
最後のお母さんの姿は素晴らしかった。幸せに暮らしていってほしい。
古い作品だけれど、今の私にはストレートに入ってきて大切な物を知らせてくれた。