このレビューはネタバレを含みます
パク・チャヌクとイ・ヨンエが「JSA」ぶりにタッグを組んでの復讐3部作最終作。
児童を誘拐して殺した罪で服役していたクムジャは、獄中での振る舞いから「親切なクムジャさん」の愛称で知られていたが、出所してからは豹変して、獄中での繋がりをフル活用して真犯人への復讐に身を投じていく。
正直、終盤まではこれ面白くなるのかなと思っていたけど、最後の最後で連続児童誘拐殺人犯に殺された子どもの親たちを集めて、一人一人復讐のために犯人を痛めつけるという展開は面白かった。
イ・ヨンエがめちゃくちゃ美しくて映えるなぁと思っていたし、極悪人役が板についてるチェ・ミンシクが真犯人というので安心して観られるわ。
終盤で盛り返したものの、全体的にはそこまで盛り上がらないし、復讐を遂げた主人公の喪失感で言えば、後に作られた「悪魔を見た」の方が上手だなと思ったり。