“ソン・ガンホ”
ちらっと一瞬だけ出てませんでした?
てなわけで本作…パク・チャヌクの復讐三部作の中では正直インパクトが一番弱かったかなぁ…
あまりに陰惨だった1作目「復讐者に憐れみを」と、どストレートに面白かった2作目「オールドボーイ」と比較しちゃうからではあるんですが。
本作はちょっと路線が違うというか、おどろおどろしいゴシックコメディ映画的な要素が色濃くて、セットや小道具や衣装や美術なんかを眺めているぶんにはたまらなくて絵画的な楽しみ方は出来るんですけどね。
ただ話し運び的にテンポはかなり遅いし途中でよくわからなくなる瞬間があったりで飲めり込めない。
韓国では“酸素のような女”と呼ばれているらしい主演のイ・ヨンエさんは今までのイメージを払拭するような素晴らしい演技だったとは思います。