自分用メモ

セックス・アンド・ザ・シティの自分用メモのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

シリアスなシーンの合間にコミカルなシーンを挟むことで、空気を重くしすぎない構成になっていた。下ネタが多かった点も、ずっとコメディを見ている感覚で楽しむことができた。
渋ってるキャラが次のシーンにはノリノリになっている見せかたが好きなので、友達たちでハネムーンに行くシーンに笑った。
叙事詩のような恋愛もあれば短編の恋愛もある、短いからといって愛が詰まってないわけではない。というくだりがこの作品の人々の生き方を表しているようだった。四人の女性がいて、それぞれ異なった生き方がしっかり描かれていた。主人公が手紙を欲しがっていたことや靴をクローゼットに置いたことなど、さりげなくもわかるように伏線がはられていた点も、先の展開が期待できた。シンデレラの結末を否定していた主人公が、シンデレラのように靴を履かせてもらえるところがとても良かった。
若い女性たちの友情ではなく、40代も後半になった女性たちの変わらない友情を描く上で、昔のことやパートナーとの出会い別れをあえて描かない点も、ストーリーを組み立てる上での取捨選択がしっかりしていた。本来ドラマであったものの4年後の設定ということらしいが、ドラマを知らなくても楽しめる塩梅がよくわかっていると思った。
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