「インテリアデザイン」
ミシェル・ゴンドリー監督作
売れない映画監督とその恋人ヒロコの上京物語。居場所が無くなっていくヒロコに少し胸が痛んだけど、最後は良かったね、と温かい気持ちに。かなりぶっ飛んだ話ではあるけども。加瀬亮はやっぱり良いね👍️
「メルド」
レオス・カラックス監督作
怪人メルドが東京の街で大暴れ。逮捕された彼は裁判にかけられる。これまたぶっ飛んだ話。メルド強烈なビジュアルや突飛な展開、変なニュース番組、暗澹たる裁判所など、カラックスの世界観が如実に表れているけど、日本と親和性が高い気がする。
「シェイキング東京」
ポン・ジュノ監督作
引きこもり中年男性がピザ配達の女の子に心奪われる話。フランス人監督が二人続いたせいか、映像の質感にアジアを強く感じた。こちらも特殊な設定ではあるけど、香川照之・蒼井優の配役が素晴らしく、もの凄いリアリティを感じた。てか、ポン・ジュノの作品で香川照之が主演ってのめっちゃしっくりくるな～。
どれも良かった。甲乙つけ難い。
日本が舞台で、それもいわゆる「TOKYO」感が少ない東京を描いているのに、やはり邦画にはない感覚を得られる。日本なのにどこか日本っぽくない、みたいな。
是枝監督が韓国で撮った映画が今度公開されるけど、それとか本作みたいに、もっと交換し合っても良いんじゃないかなと思う。
