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TOKYO!のaizakmovieのネタバレレビュー・内容・結末

TOKYO!(2008年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

・ミシェルゴンドリー
日本人が撮ってるの?ってくらいすごく日本映画っぽくて、台詞とかもとても馴染み方が良くて見ていて心地よかった。
加瀬亮演じる監督がお茶目なのもゴンドリーらしいし、途中の穴ぽっかりから椅子へ、の流れも表現も素晴らしすぎて大満足。

・レオスカラックス
序盤から音楽も演出も含めて創造性すごいな、って感じで笑いつつ見られていたけど、裁判シーン以降は正直どうでも良くなった。日本の死刑制度もフランス監督だし問題提起したかったのかな?「絞死刑」や「休暇」とかも観ているけど、この撮り方はただただ不快だったので残念。

・ポンジュノ
少しファンタジーでもあったポンジュノの作品は映像が美しすぎて…!香川照之演じる引きこもり自宅がまさに芸術的で、これもこと細かく指示して作っているんだろうな、と思うとセンスを感じずにはいられない。ハマってたし。引きこもった理由は分からないけどそれはどうでも良くて(そもそも理解できるものでもないし)、家を出るシーンや走るシーン、良かった。きっかけはどんなことも単純。もっと観ていたかった作品でした。
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