初鑑賞です。
字幕版です。
以前から気になっていた作品です。
主演のライアン・レイノルズさんが他の作品で触れていたからです。
本作の感想ですが、好きなところもあります。
ただ、全体的にはあまり楽しめませんでした😥
①本作の良かったところ
・ヘクター博士の悲哀
ヘクター博士がつらかったです。
異星人の解剖を任されて喜んでいたら実は父親の手引きだったり、生徒や父親から内心馬鹿にされていたりと、苦かったです。
パララックスの細胞の影響で暴走してしまいますが、気持ちもわからなくはなかったです。
また、見た目が変容する場面が印象的でした。
悲哀がありました。
・グリーン・ランタンの能力
想像力を使うというのが楽しかったです。
ヘリコプターをレーシングカーにして助ける場面が良かったです。
玩具のレールも印象的でした(序盤に甥っ子の玩具が映るシーンは少し不自然でしたが😅)。
パララックスとの最終決戦で様々な武器を作り出すハルも良かったです。
・グリーン・ランタン・コアを構成するメンバーのデザイン
いろいろな異星人が出てきて面白かったです。
特にトマ・レーが好きです。
魚がモチーフとのことでしたが、私は鶏と勘違いしました。
・出演されている方たち
豪華でした。
特に以下の方たちのご出演が嬉しかったです。
ライアン・レイノルズさん
ブレイク・ライヴリーさん
ピーター・サースガードさん(個人的には『エスター』が特に印象的です。)
アンジェラ・バセットさん(『ブラックパンサー』シリーズ)
ティム・ロビンスさん
タイカ・ワイティティさん
テムエラ・モリソンさん(エンドクレジットで驚きました!)
ジェフリー・ラッシュさん
マーク・ストロングさん
ちなみに、本作での共演を経て、ライアン・レイノルズさんとブレイク・ライヴリーさんが結婚されたことを考えると、ほっこりします😊
②気になったところ
・ハルがほとんど修行せずにグリーン・ランタンとして活躍してしまう件
ハルは惑星オアから早々に地球に戻ります。
しかしながら、地球でグリーン・ランタンとして活躍していました。
大して努力せずに活躍してしまうので、モヤモヤしました。
しかも、活躍できているにも関わらず、ハルはグリーン・ランタンをやめるか悩みます。
話を盛り上げるために無理に悩んでいるように見えました。
・ヘクター博士がかわいそう
つらかったです。
パララックスに殺された時、あまりに残酷な展開だと思いました。
ヘクター博士は自らパララックスの細胞を望んだわけではありません。
たまたま感染してしまいました。
個人的には改心する場面が欲しかったです。
大して苦労せずに活躍するハルと比較すると、ヘクター博士はかわいそうにもほどがあると思いました。
ヘクター博士に注目すると、かなり嫌な話に感じました。
・そのマスクで正体を隠せるのだろうかという疑問
変身後のハルのマスクですが、目元を隠しているだけです。
「何か特殊な機能があるのかな。」と思っていましたが、あっさりキャロルにバレます。
唖然としました。
劇中で「正体不明のヒーロー」と報道されていましたが、「すぐわかるのでは?」とかなり疑問でした。
・地球の危機に助けに来ないグリーン・ランタン・コア
おそらくハルを単独で活躍させるための展開なのだと思います。
ただ、かなり引っかかりました。
「銀河の守護者じゃないの?結局は惑星オアを守っているだけでは。」と思いました。
ハルがパララックスを倒した後、シネストロたちが現れましたが、少しイラッとしました。
・父の死に関するトラウマ
よくわからなかったです。
深刻なのか、深刻でないのかが不明でした。
深刻なトラウマなのであれば、不自然な点があります。
「なぜハルはトラウマを抱えたまま有名なパイロットになれたの?」、「なぜ操縦席にトラウマを想起させる父の写真を置いていたの?」といった疑問が湧きました。
・ラストのおまけ映像
モヤモヤする終わり方でした。
不穏でした。
続編の構想があったのかなと思いますが、個人的には本作1本である程度きれいに終わりにしてもらえた方が好みです。
③まとめ
合わなかったところもありますが、好きなところもあります。
観て良かったです😊