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愛のお荷物のleylaのレビュー・感想・評価

愛のお荷物(1955年製作の映画)
3.7
戦後ベビーブームで、人口の増加を止めようと四苦八苦する厚生大臣の新木(山村聰)一家の物語。

大臣の妻がなんと48歳で妊娠!秘書も息子と恋仲で妊娠!娘も妊娠!お手伝いも妊娠!
一家の女性みんなが妊娠するというドタバタコメディ。

60年後の今は少子化が問題となっているけど、戦後のベビーブームが今の高齢化社会を生み出しているのだなぁ。

子供をお荷物なんて言って、こんな社会風刺の効いたコメディを製作するなんて、今じゃありえない。明るい時代だったんだと思う。大らかで活力に溢れたいい時代だな〜

三橋達也、フランキー堺、東野英治郎のコメディ感が楽しかった。
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