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砂の女のんぎのレビュー・感想・評価

砂の女(1964年製作の映画)
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つくりこまれたセットもさることながら武満徹のスコアがたいそう素晴らしく、安部公房にしてはくせの少ない平明な脚本に絶えず不穏なイメージを与えていた。東宝配給だったことからして大衆うけを企図した作品だったのだろうが、隠しても隠しきれないATG感がたまらない。勝新の『燃えつきた地図』のほうが好みだけれども。
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