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デサント・オ・ザンファー/地獄に堕ちてのakrutmのレビュー・感想・評価

3.8
デイビッド・グーディスのノワール小説『The Wounded and the Slain』の映画化作品。夫婦仲がうまくいっていない中年作家とその若妻がバカンスに訪れた先のハイチで殺人事件に巻き込まれるが、逆にそのことをきっかけに真実の愛に目覚めるというストーリー。

『ラ・ブーム』で父と娘を演じたクロード・ブラッスールとソフィー・マルソーが夫婦役で濡れ場を演じるという下世話な話題だけが目立ち、中身のなさそうな映画かと思ったが、意外にまともな映画だった。ストーリー自体に粗さは目立つが、ジャケ写で強調しているような官能的なシーンがそれほど多いわけでもなく、サスペンス映画としての趣きも感じられる出来である。でも、やっぱり20歳のソフィー・マルソーの美しさにはクラクラした。青いドレスをはだけさせながらタバコをふかすシーンなんて最高!です。
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