りょうすけ

ライトスタッフのりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

ライトスタッフ(1983年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ライトスタッフ」

冷戦時代、ソ連と宇宙開発で争うアメリカが切り出したプラン、マーキュリー計画(「ドリーム」はこの計画の裏側を描いた作品)を題材にした作品。

流石にジョン・グレンの名前は聞いたことがあったけど(「フライ・トゥ・ザ・ムーン」でも出てきたはず)、それ以外の宇宙飛行士については全くの無知。

宇宙飛行士それぞれの素質や職務上の義務と家族とのせめぎ合いなどを描いた作品となっていて、想像通りの出来栄えだった。いい意味でちょうどいい。

193分ある上映時間もそこまで長くは感じないし、削っていいところがあるとも思えない。むしろこっから削ってしまうと、監督が意図した作品ではなくなってしまう気がする。

マーキュリー計画って宇宙まで行って降りてくることが基本的なことだと言うのを初めて知った。その上でジョン・グレンが地球周回軌道を飛行したということがいかに偉業かを理解することができた。

流石は宇宙映画というだけあって、迫力もあったし、ジョン・グレンの帰還祝福パレードの模様も凄かった。序盤はなんとなく「トップガン マーヴェリック」の冒頭のような雰囲気もあったな。

登場人物が多いので、ある程度まとめてから鑑賞した方が理解は深まるかもしれない。
りょうすけ

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