りょうすけ

ルイジアナ物語のりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

ルイジアナ物語(1948年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ルイジアナ物語」

ルイジアナに住むアライグマ飼いの少年アレグザンダーは自然に囲まれた環境で家族と暮らしている。そこに石油採掘のために石油会社がやってくる。そこで働く労働者と仲良くなるアレクサンダー。掘削作業の途中で事故が起き、死傷者は出なかったものの作業はストップ状態。しかし、最後には無事石油が出て、労働者たちは去りめでたしめでたし。
水から顔を出すワニとか、船が通った際にできた波が陸地に押し寄せる光景が凄く好き。TDLの「ジャングル・クルーズ」を彷彿とさせる。
人の手の加えられてない豊かな自然の中に工業化の手が忍び寄ってくる不穏な映画かと言われたらそういうわけでもなく、元々は石油会社の宣伝でもあったようなので、環境問題にどこまで意図を持って触れていたのかは謎。
物語こそ普通だが、自然や動物の描写、採掘場での事故のシーンなど映像はすごく美しかった。
りょうすけ

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