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雨に唄えばのsanyaaanのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.4
【歌にTAPが溶け込む優しい映画】139

演技者が皆楽しそうに歌って踊っている。
映画の、そして演技者の基本を観させてもらった様。
観ている側が幸せに優しくなれる映画でした。

演出や色使いが
映画「ラ・ラ・ランド」にも似ている様で
今のミュージカルの基本になった映画なのでは...
と思いたくなる映画でした。
70年前とは思えない名作でした。

無声映画からトーキー映画へ変わる時代。
時代を表した内容ですが
そこにお茶目なキャラクターを入れて
映画を楽しませてくれています。
更に
音楽あり、踊りあり、笑顔あり
終始飽きさせない演出で
最後まで大満足でした。

この映画を観た人が
TAPダンスを習いたくなる気持ち分かりました。

今は格好良さ美しさを求めている映画やテレビですが
人に喜んで頂ける様な演出が
本来の姿で基本の様に感じました。
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