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雨に唄えばのbutasuのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
3.5
素晴らしいミュージカル映画だった。1950年代の作品だなんて信じられない、観ているだけでワクワクしてしまう作り込まれたミュージカルシーンの数々。もう何と言うかシンプルに楽しい。一番有名な「雨に唄えば」のシーンももちろん良いのだが、大好きなのは主人公の友人コスモのシーン。彼が歌う「笑わせろ!」や、発声練習の先生をめちゃくちゃにする曲など、もうとにかく最高。サイレント映画からトーキーに移りゆく時代の映画界の事情もコミカルではあるがしっかりと描かれており興味深い。主人公の恋愛模様もサラッとしているので全然観ていて飽きない。定期的に観返したい、忘れられない作品。
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