自分だけ、生かされてしまった
美津江の苦しい3年間に
さわやかな恋心が
その、こころのパワーから
死んでしまった
おとったんが
美津江の前に登場した。
誰も悪くない
美津江に、幸せになってほしい と
懸命に励ます姿
美津江と父親のやりとりが
温かくも、笑えてしまう。
宮沢りえの美しさ
原田芳雄の熱い応援
キツく思われる広島弁が
むかし祖父が話す言葉を
思い出され、
とても、美しく心に響きました。
二人芝居の
舞台のような演出で
自然に、引き込まれました。
反戦映画ではあるけど
それだけではない
娘を思う気持ち全開の
温かい気持ちになる作品でした。
自分は、一人になったけど
決してひとりじやない。
おとったん
ありがとうありました。