くみどあら

父と暮せばのくみどあらのレビュー・感想・評価

父と暮せば(2004年製作の映画)
3.5
自分だけ、生かされてしまった
美津江の苦しい3年間に

さわやかな恋心が
その、こころのパワーから
死んでしまった
おとったんが
美津江の前に登場した。

誰も悪くない
美津江に、幸せになってほしい と
懸命に励ます姿

美津江と父親のやりとりが
温かくも、笑えてしまう。

宮沢りえの美しさ
原田芳雄の熱い応援

キツく思われる広島弁が
むかし祖父が話す言葉を
思い出され、
とても、美しく心に響きました。

二人芝居の
舞台のような演出で
自然に、引き込まれました。

反戦映画ではあるけど

それだけではない

娘を思う気持ち全開の
温かい気持ちになる作品でした。

自分は、一人になったけど
決してひとりじやない。

おとったん
ありがとうありました。