ハニビー

二十日鼠と人間のハニビーのネタバレレビュー・内容・結末

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

暗くて深いストーリー
切ないな…
観る人によってはいろんな捉え方ができる作品だと思う。

ジョージとレイニーは農場を転々としながら将来は二人で農場を持つことを夢見ながら必死に頑張っていたけど、今まで以上のトラブルが起きてしまう…
悪気はなかったもののボスの息子の奥さんをころしてしまったレイニー…
単純過ぎるが故なのか…それににしても怪力過ぎる…

せっかく新しい農場で仲良くなったキャンディとジョージ、レイニーと3人で農場を持とうという夢に向かい始めて1ヶ月で農場が買えるってとこまで来てみんなで夢を膨らませていたのに、こんなことになるなんて辛過ぎる。

最後はジョージが逃げ出したレイニーを見つけて未来の話を語ってあげながら後ろから銃で撃つ…

他の人にころされたりリンチにされるよりは自らの手でという判断だろう
このまま生きていても更に人様に迷惑かけてしまうかもしれないし…
難しい判断ではあるけれど、これが最善なのかもしれない。
キャンディの飼っていた老犬が伏線っぽくなっいたのだなと理解。
キャンディも自らの手でやるべきだったと後悔していた。

この映画は相手を尊重することの大切さや命、尊厳、人種差別、パワハラ、モラハラなどについて考えさせられる深い作品だった。

ジョージとレイニーの絆に涙
ハニビー

ハニビー