こんな崩壊寸前のバンド特有の「覇気が足りてない音」を延々と鳴らし続けたあと、 「なぁ、 もっかい気合い入れてちゃんとしたラストアルバム作ろうや」と仕切り直したら「アビーロード」ができ上がってしまうんだからビートルズは恐ろしい。
そして「覇気が云々」などと言っておきながら、 私はこの時期のビートルズもしっかりと愛しております。
ワイルドだけど、 ひんやりと張りつめた空気感を漂わせる"I've got a feeling"と"Dig a pony"。
ビリー・プレストンのエレピが沁みる!
珠玉のブルー・アイド・ソウル、 "Don't Let me down"。
「ポールの最高傑作はやっぱりコレだ!」
聴くたびにそう思わせる"Let it be"。
"Two of us"も"Across the universe"も"Get back"も"The long and winding road"も、 もちろん大好き。
私が通っていた中学校では、 下校時刻になると必ず"The long and ..."が流れて来ました。
(ちなみに高校時代の「下校時刻のテーマ」はロッド・スチュワートの"Sailing"。)
放送部の皆さん、 グッジョブ!
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慌ただしい土曜日の仕事がようやく終わって、 本日より一日遅れのGWに突入。
「エンドゲーム」を観たおして、 ビートルズのリミックス版「1」と「ホワイトアルバム50周年エディション」を聴きたおすぞっ♪