藍住

デジャヴの藍住のレビュー・感想・評価

デジャヴ(2006年製作の映画)
4.0
ずっと積んでいたトニー・スコットの映画の一つを漸く観たが、これが予想以上にしっかりしていて面白かった。
久しぶりにこういうSF映画を見ることができて嬉しい!
伏線の回収が上手くてこのラストのためだけに何回でも観てしまうし、多分何回も観た方がどんどん面白くなる。

「やれることがあるのなら、今すぐそれをやれ」というテーマをデンゼル・ワシントンでやりたいという製作陣の熱が滲み出ているような気がして、その気持ちは分かるなあと頷きながら観ていた。

唯一の欠点はジム・カヴィーゼルの役が今の彼と切り離せないところではないだろうか。
彼はご存知の通り過去にセクハラをし、今は見事に陰謀論にハマっているクズな俳優に落ちぶれてしまっているので、この時からもうそうだったのでは?彼は本心でこの役をやってるんじゃないですかこれ?と疑ってしまう。
それがノイズになるのが残念。
映画は悪くない。
藍住

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