モーリスのさらしなのネタバレレビュー・内容・結末

20世紀初頭、同性愛が犯罪とされていた時期に同性愛を育んだ男たちの物語。
主人公モーリスは大学の先輩のクライヴと相思相愛の仲になる。モーリスはクライヴのことが性的にも好きだけど、クライヴはプラトニックな関係を望む。二人はすれ違い、クライヴは女性と結婚をしてしまう。モーリスは同性愛者であることを自覚して治療に励むも、クライヴの家の召使の男と肉体関係を持ち、彼を愛するようになる。
男を愛した男たちの、人生の決断の物語。
テンプレ的な「英国紳士の生活」がたくさん見られて視覚的もに面白い作品。スーツに広いお屋敷、召使い、クリケット。
そして主人公二人の顔の美しさ。特にクライヴのつぶらな垂れ目が蠱惑的で、これは惚れるのも仕方ないかと。