Wednesday

バーバーのWednesdayのレビュー・感想・評価

バーバー(2001年製作の映画)
4.0
公開当時に観たが、すっかり忘れてるので改めて観賞。
公開当時、コーエン兄弟はとても人気があり(今もだけど)当時気になっていた著名人が紹介していたので見た気がする。

舞台は1949年、40’s後半のスーツスタイルがとてもカッコよい。
ボックスシルエットのジャケット、ロングポイントの開襟シャツ、ゆとりのある太めのパンツ。
この映画の中でならわたしはエドの服装が1番好きだな。
警察や弁護士など、たくさんの男性が登場するため、スーツもたくさん見ることができ、パターンが豊富なのでカラーでも見たくなる。
資料のために集めた1940年の髪型を掲載したポスターからインスパイアされて作られた作品、という事もあり、みんなの髪型もきまっている。
服装、髪型共にちょっとカッコつけてて、不良っぽくみえるスタイルがこの時代だが、当時は不良に見えるなんて思ってないだろうか、、。
戦後間もなくだし、オカマと呼ぶぐらいだから、男っぽいスタイルは尊重されているのだろう。
子供の散髪はフラットトップ、アイビー、クルー、ヴァンガード、Jr.コンツアー、ハイコンツアーらしい。
全編モノクロなので光と影が映える。
特に夜!
ゆらゆら揺れたり、真っ直ぐ伸びたりする光や影は、怪しい雰囲気、静けさ、心の動揺やこれから起こる不穏な様子を創出していた様に感じた。
まあ、コーエン作品はいつもだけど、手がつけられなくなる前にやっちゃった事はさっさと正直に白状するべきよね!笑
大好きなスカーレットヨハンソンがピアノを弾いてるシーンとても好き。
初々しいスカーレット!
ベートーベンのピアノソナタ弾けるようになった!
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