ちろる

スパイダーウィックの謎のちろるのレビュー・感想・評価

スパイダーウィックの謎(2008年製作の映画)
3.6
魔法の世界に囚われて、見えない世界に行ってしまったお屋敷の主と妖精の本の謎。
そのページを開いた時、
失われた時間を取り戻すための戦いが始まる。
ジャレッドとサイモン双子を、「チャーリーとチョコレート工場」でも有名な、フレディ・ハイモアが一人二役演じてるのを楽しめるけど、個人的にはルシンダおばさんが、どことなくホブゴブリンに似てるというのが一番ツボだった。

妖精の世界に憧れた幼い頃を思い出してワクワクして観てましたが、私の想像していた可愛らしいティンカーベルみたいな妖精の世界というのとは違う、どちらかというとちょっ北欧とかの神話にあるようなちょっと一癖二癖もあるような存在。
この作品の妖精はシュレックみたいなモンスター的な容姿なも多いです。
内容は時空を超えた愛というファンタジックで楽しいし、空飛ぶシーンなんかもとても美しいのですが、森と、古いお屋敷のその狭ーい範囲で行われる冒険ということなので少しスケール的に狭くてもったいない感じ。
悪い妖精たちの倒し方もまさかの形で終わってしまったのである意味あっけなかったなという印象ですが・・・

それでも少年少女たちの冒険物語だけでなく家族愛をテーマとして描いているので、ファミリー映画としては観ごたえのある作品になっているとおもいます。
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